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新NISA「つみたて投資枠」をどこよりも分かりやすく解説【投資初心者向け】

目次
  1. はじめに
  2. つみたて投資枠とは?
  3. つみたて投資枠の4つの特徴
  4. どんな人に向いている?
  5. 20年積み立てたらどうなる?
  6. 積立を続けるためのコツ3つ
  7. まとめ

※2026年8月19日 大幅更新:この記事は2021年に「つみたてNISA」を前提に書いたものです。2024年から制度が新NISAに変わったので、内容を全面的に書き直しました。

はじめに

こんにちは、のりです。

のりブログをご覧いただき、ありがとうございます。

いまは3人の子どもを育てながら、オンライン秘書として在宅で働いています。

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本記事の内容

  • つみたて投資枠とは?
  • つみたて投資枠の4つの特徴
  • どんな人に向いている?
  • 20年積み立てたらどうなる?(シミュレーション)
  • 積立を続けるためのコツ3つ

制度そのものの全体像は、前の記事にまとめています。「NISAって結局なに?」という方は、先にこちらからどうぞ。

»新NISAの制度をどこよりも分かりやすく解説【投資初心者向け】

この記事は、その次の話です。実際に積み立てて、それを続けるための記事だと思ってください。

つみたて投資枠とは?

新NISAには2つの枠があります。

  • つみたて投資枠:年間120万円まで。積立でコツコツ買う枠
  • 成長投資枠:年間240万円まで。個別株なども買える枠

このうち、投資が初めての方の入口になるのがつみたて投資枠です。

もともとは2018年に始まった「つみたてNISA」という制度でした。それが2024年から新NISAの一部として引き継がれた、という関係です。

とはいえ、始める前はこう思いますよね。

「まとまったお金がない」

「手続きが大変そう」

「商品が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」

ぼくも同じでした。でも、つみたて投資枠はこの3つがだいたい解消される作りになっているんです。

つみたて投資枠の4つの特徴

1. 少額から積み立てられる

金融機関によっては100円単位から積み立てられます。最低金額は金融機関ごとに違うので、口座をひらく前に確認してみてください。

ここで伝えたいのは、「まとまったお金がなくても始められる」という一点です。

2. 年間120万円・月10万円まで

つみたて投資枠の上限は年間120万円。毎月同じ額を積み立てるなら月10万円までです。

前のつみたてNISAは年40万円(月約3.3万円)が上限だったので、3倍になりました。

そして生涯投資枠は1,800万円。つみたて投資枠だけで埋めていくなら、月10万円×15年で到達する計算になります。

もちろん上限まで使う必要はありません。月1万円でも、制度としては何の問題もないんです。

3. 商品が絞り込まれている

つみたて投資枠で買えるのは、金融庁が定めた要件を満たす投資信託とETFだけです。

要件には「販売手数料が0円」「信託報酬が一定以下」「毎月分配型ではない」といった条件が入っています。長期の積立に向かない商品が、あらかじめふるいにかけられている状態です。

対象商品は2026年4月30日時点で353本。日本で買える投資信託は数千本あるので、かなり絞られているのが分かると思います。

しかも、対象商品は購入時の手数料が0円です。

4. 手続きがネットで完結する

口座開設から最初の積立設定まで、インターネットで終わります。

一度設定してしまえば、毎月決まった日に決まった額が自動で引き落とされて、自動で買い付けられます。あとは何もしなくていい。ここが積立の一番おいしいところなんですよね。

どんな人に向いている?

つみたて投資枠は、こんな方に向いています。

  • 長期でコツコツ積み立てたい
  • 毎月の投資額が10万円以内におさまる
  • 商品選びに自信がない(金融庁が要件で絞った中から選べる)

投資信託は、相場によって一時的にマイナスになることがあります。むしろ、必ずあります。

でも保有期間が長くなるほど、リターンのブレは小さくなる傾向があります。金融庁も、長期・積立・分散の効果としてこのデータを公開しています。

(出典:金融庁 長期・積立・分散投資の効果)積立投資の効果

逆に、数年以内に使う予定のあるお金には向きません。教育費や住宅の頭金など、時期が決まっているお金は現金で持っておくほうが安全です。

20年積み立てたらどうなる?

数字で見たほうがイメージしやすいと思うので、試算してみます。

条件は「毎月3万円を20年間」。積み立てる元本の合計は720万円です。

年率 20年後の評価額 利益
3% 約985万円 約265万円
5% 約1,233万円 約513万円
7% 約1,563万円 約843万円

ここでNISAの効き目が出ます。

課税口座で年率5%だった場合、利益513万円に20.315%の税金がかかるので、約104万円が引かれます。

NISA口座なら、この104万円がまるごと手元に残る。

年率7%なら、843万円×20.315%で約171万円です。金額で見ると、けっこう変わってきますよね。

※一定の年率で計算した参考値です。実際の運用成績を保証するものではありません。手数料や税制の変更は考慮していません。

積立を続けるためのコツ3つ

ここからは、制度の話ではなく続け方の話です。

ぼくがこの記事を最初に書いた2021年当時は、楽天証券でつみたてNISAを使っていました。制度が新NISAに変わったいまも、積立自体は止めずに続けています。

その中で「これは効いたな」と思うことを3つだけ書きます。

1. 最初に「下げても売らない」と決めておく

積立で一番もったいないのは、下がったときに止めてしまうことです。

下がっている局面は、同じ金額でたくさん買える局面でもあります。頭では分かっていても、実際に含み損の数字を見ると手が動くんですよね。

だから、始める前に決めておく。相場を見てから考えると、だいたい負けます。

2. 見る回数を減らす

毎日、評価額を見にいくと、上下が気になって仕方なくなります。

ぼくは「月に1回だけ見る」くらいがちょうどよかったです。自動で積み立てられているので、見なくても止まりません。

3. 生活を削ってまで上限を目指さない

年120万円という上限を見ると、埋めたくなります。でも、生活費を削って積み立てて、途中で現金が足りずに解約したら本末転倒です。

「余ったら積み立てる」ではなく「積み立てた残りで暮らす」。ただし、無理のない額で。ここのバランスだけは、人それぞれ調整が要ります。

まとめ

ここまで読んでいただいた方は、「つみたて投資枠がどんな枠なのか」「どんな人に向いているのか」「積み立てた先のイメージ」がつかめたかと思います。

整理すると、こんな感じです。

  • 年間120万円(月10万円)まで。100円から始められる
  • 商品は金融庁の要件で絞られていて、購入時手数料は0円
  • 非課税期間は無期限。急いで売る理由がない
  • 続けるコツは「決めておく」「見すぎない」「無理しない」

制度が新しくなっても、やることは前とほとんど変わりません。少額を、自動で、長く。それだけなんです。

あなたは、毎月いくらなら気にせず続けられそうですか。

コツコツしか勝たん。一緒に続けていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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※本記事は制度の解説であり、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

参考記事

»NISA特設ウェブサイト(金融庁)

»NISAを知る(金融庁)

»つみたて投資枠対象商品(金融庁)

»長期・積立・分散投資の効果(金融庁)

制度の全体像はこちらにまとめています。

»新NISAの制度をどこよりも分かりやすく解説【投資初心者向け】